Embody Chair - ハーマンミラー・エンボディチェアで極楽生活 bookmark

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エンボディチェアとは? bookmark

エンボディチェア』とは、米ハーマンミラー社が2008年10月に発表した最新のワークチェアです。ハーマンミラー社のワークチェアといえば、『アーロンチェア』が非常に有名ですが、そのアーロンチェアをデザインしたプロダクトデザイナー・ビル・スタンフ氏(2006年没)が最後にデザインしたチェア(椅子)と言われています。
これまでのワークチェアの考え方は「ワークスタイル時にいかに体をサポートするか」という視点に従ってデザインされていましたが、エンボディチェアは「いかに自由に体を動かすか」という一風変わったコンセプトで設計されています。

ハーマンミラーは、1970年代半ばより、人間工学に基づいたワークチェアの革新を続けてきましたが、「エンボディ」はその名のとおり、ハーマンミラーが今まで培ってきたシーティングの知識全てを体現(embody)しています。
(※ハーマンミラージャパンのエンボディチェア販売開始プレスリリースより)

ニューヨーク近代美術館に永久コレクションとして収蔵までされた名作「アーロンチェア」を送りだしたハーマンミラーがここまで豪語する「エンボディチェア」。せっかくなので、レビューしてみましょう。

 
 

 
 

なぜ椅子のレビュー? bookmark

ケータイWatchのスタパ斎藤氏によるアーロンチェアのレビューによると

ところで、どうしてケータイWatchなのに椅子なのか!? というコトだが、これは、なぜならば!! ケータイすなわちモバイルにおいて最も大切なのは体!! 体が資本!! 資本である体のカナメと言えば腰!! 腰を支えるのは椅子!! そうなんだよアニキ!! だから最も快適な椅子の情報を伝えていきたいんだよ俺は!! ということにしといてやってください。

ということで、当MobileHackerzでエンボディチェアのレビューをするのもモバイルは体が資本だからです!ということにしておいてください(笑)

 

エンボディチェアの購入 bookmark

今はまだ発売直後なので、値引きしてるお店はほとんど無いと思います。日本国内の場合は、ハーマンミラージャパン扱いのものを購入することになりますが、価格は211,050円(税抜201,000円)から253,050円(税抜241,000円)まで。ちょっと椅子にかける金額としては怯む価格です…。
一番安いモデルと一番高いモデルの価格差は4万円ほどありますが、双方のモデルで機能差はありません。また、大きさも(ABCと3タイプあったアーロンチェアとは異なり)1モデルのみ。純粋に価格はベースカラーとフレームカラーで決まります

ベースカラーキャスターのついた足の部分の色のこと
フレームカラー背もたれやアームレスト部分の色のこと

ベースカラーはグラファイト(黒)・チタニウム(艶消しシルバー)・ポリッシュドアルミニウム(艶ありシルバー)の3色。
フレームカラーはグラファイト(黒)・ホワイト(白)の2色です。

ただし、ベース・グラファイトはフレーム・グラファイトのみ、ベース・チタニウムはフレーム・ホワイトのみしか選択できません。ざっくりまとめると、「ポリッシュドアルミニウム(艶ありシルバー)の台座=高い、それ以外=安い」「『安いほう』の台座は、フレームが白の時はチタニウム、フレームが黒の時は台座も黒」。

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フレームカラー安いほう高いほう
グラファイト(黒)グラファイト(211050円)ポリッシュドアルミニウム(246750円)
ホワイト(白)チタニウム(217350円)ポリッシュドアルミニウム(253050円)

本国ではほかにもアームレストの有無など選択肢が広いようですが、現状日本では価格に反映されるカスタマイズはこの4種のみです。
座面の部分の色は現在『バランステキスタイル』13色選択可能で、将来『リズムテキスタイル』15色が追加される予定です。

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アーロンチェアといえば黒のメッシュが定番でしたが、エンボディチェアは、カタログや各種広告などを見るとイメージカラーとして「パパイヤ」(フレームカラーは白)を採用しているようです。見ての通りただでさえ背面の(骨のような)デザインが強烈な個性を放っている椅子ですので思わずフレームカラーや座面の色を黒にしておとなしくまとめたくなるところです…が、個人的には(ここまでイカレたデザインなので)突き進むところまで突き進んでしまったほうが逆に違和感がない(笑)と思いました。そのあたり、ホワイトフレーム・パパイヤをイメージカラーとして採用するのはアリだという印象です。
なんにせよ、色の印象は写真と現物では異なります。特にグラファイトフレームに関しては実物の見た目は自分が想像していたのとは意外と異なりましたので、検討されている方は一度現物を見ておくことをお勧めします。

で、チェアを発注した場合、一般的に納期はかなりかかりますイメージカラーともなっている「パパイヤ」かベーシックな「ブラック」なら在庫があり即納である可能性がありますが、好きな座面の色を選択した場合は数週間から数ヶ月の納期がかかることを覚悟したほうがいいでしょう。

 

到着! bookmark

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…というわけで、以前より発注していたエンボディチェアが届きました。フレームカラー:白、ベースカラー:チタニウム、ファブリックカラー:パパイヤです。イメージカラーそのままのモデルですね。ハーマンミラージャパンで在庫を持っているモデルを選んだつもりですが、それでもちょうど在庫を切らしていたとかで納期は3週間ほどかかりました。
特に組み立てるようなものもなく、開梱したらすぐ調整して使用できます。